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![]() これは、フランクロイド・ライトの「落水荘」のパースです。 ライトが、顧客にプレゼンテーションしていたパースは「手描き」でした。 まあ当時には「CG」はありませんでしたから、当然といえば当然でしょう。 私は、主に住宅の設計・デザインが多いのですが、若い頃の修行時代(今でもそうですが・・・)にこのフランクロイド・ライトの設計・デザインする住宅に大いに影響を受け多くのことを学びました。 とりわけ、「手描きパース」は彼の”パース集”を見つけては購入し、真似描きをよくしたものです。 「いかにして、この住宅の設計・デザインの意図が充分に伝わるパースにするか?」 目線の設定やアングルやV・Pの決め方、そして線の表現や素材感の描き方、外構の取り入れ方や描き方や絵全体としてのまとめ方(見せ方)などなど、ありとあらゆるテクニックなどを自己流ですが徹底的に学び(真似をし盗んだ)ました。 ![]() フランクロイド・ライトのパースを学ぶことで、彼の設計・デザインする意図が自然にわかるようになってきました。 今はどうかは聞きませんが、建築を勉強する学生はそれぞれ尊敬する建築家の設計図のトレースをし、そこからその建築家の思想・意図・概念などを学ぶといったことをしていました。 一度は誰もが通る道ですね。 今、久しぶりにフランクロイド・ライトのパースを観て、あらためて彼の偉大さがよくわかる気がいたします。 (まあ、人間的にはいろいろなことを言われてはいますが・・・・・) 遥か頂上に見えるフランクロイド・ライトのパースに少しでも近づくべく、私も一歩一歩登り続けてゆきたいと思っています。 ▲ by sketchpers | 2012-04-25 18:35
![]() 前回の日記の中で、3本の柱からこの日記を構成してゆきたいと申しあげました。 まずは、第1弾としまして「スケッチパースの解説」から始めてみましょう!!! 上図のスケッチパースは、コーディネータ―の方から依頼を受けて描いたスケッチパースです。 いただいた資料は、「平面レイアウト図」・「家具の写真(寸法入り)」・「建築的な展開図」・「一部デザイン的に必要な素材」でした。 実際、コーディネータ―の方とは距離の関係で面と向かって打ち合わせとはいかず、電話でのやりとりでの打ち合わせとなりました。 いただいた資料を読み込み電話をコーディネーターの方にかけ、イメージを確認します。 そして、下書きをメールまたはFAXで確認していただき、多少の修正をかけて仕上げ(ポイント着彩)、といった流れで納めさせていただきました。 さて、ここで重要な事は・・・・・ (1)工事的な要素というよりは、インテリアイメージをプレゼンテ―ションしたい (2)イメージも大切だが、部分部分にあるデザイン提案もしっかりと説明したい (3)「インテリアの匂い」がする絵がほしい という3点なんです。(これは、コーディネータ―の方の要望ではなく、描き手(表現する側=私)の注意事項のことです) この3点を基に以下の点を考慮しながら下書きは始めます。 (a)できるだけ全ての家具を見せられるアングルを検討する (b)インテリアイメージを出せる「小物」はどういったものが良いか (c)絵全体の”雰囲気”がコーディネータ―の方の要望(イメージ)とズレはないか こうした観点から、コーディネータ―の方のデザイン意図を読みこんでいきながら下書きを描きあげていきます。 自分自身がデザインしたものを表現したスケッチパースを描くこととはまた違った描き方なので、ある意味では色々な方々のデザイン(意図)に触れることができる機会でもあります。 (1)~(3)を基にした(a)~(c)がいかに表現できているか、じっくりと上図スケッチパースをご覧になっていただき、賛否講評をしてみてください、ね。 ▲ by sketchpers | 2012-03-28 18:08
この「ススム日記」を書き始めて、早や数年が経ちました。
その内容は、この本講座であります「手描きスケッチパース」に直接関わります講座の内容のことや、スケッチパースを描くにあたりちょっとしたテクニック的な話や、これからこの講座を始めてみようと考えていらっしゃる方へのアドバイス(アピールポイント)でありましたり、また講座を修了された方への今後のアドバイスやグレードアップのヒントの話など、があります。 また一方では、本講座をきっかけに「手描きスケッチパース」を描き始め、この技術を身に付けられたことから”応用”できうる様々な効果についての話もありました。 時には、スケッチパースの話の延長から「住宅産業」について私見を勝手に述べさせていただいたこともありましたし、手描きスケッチパースを活用していかに住宅を豊かにしてゆけるか、をお話しさせていただいたこともありました。 こうして今、様々なことについて書いてきたこの「ススム日記」ですが、直接的にこの講座に関わります内容の話はだいたいアーカイブ(過去の記事)の中で話つくしております。 一方、この「ススム日記」の話題の広がりを持たせた「住宅全般」的な私見の話は、プロとして第一線でご活躍されていらっしゃる方々やそれに携わる方々が本講座の受講生でありますゆえ、各自各様にて様々なご信条やご信念そして創作における情熱等があるわけですから、ある意味に於きまして「手描きスケッチパース」を通しての住宅産業の話はヒントにはなろうかとは思いますが、”読み物”としては「別に・・・・・。」といった感が免れないのではないか、と思っています。 そこで、これからの「ススム日記」はすこし装いを新たにしてゆきたいと思っています。 ◆本講座の受講生の提出課題スケッチパース実例を解説・添削して公開講評会を開催 ◆単なる住宅産業への”私見”ではない、「住宅」を核にした独自の志向(意見)を発信 ◆住宅産業に関わる方々や、様々な「創作者(作り手=クリエーター)」との”横の繋がり” を築くことができる場作り(コラボレーションサークル) この3本柱のもと、これからのこの「ススム日記」を構築してゆきます。 特に第3番目の柱であります「コラボレーションサークル」に於きましては、住宅営業・建築士・デザイナー・コーディネーター・大工・職工・資材製造の方々など住宅産業に従事されていらっしゃる方はもちろんのこと、住宅に関わるあらゆる「作り手」としてのアーティスト(絵画・フラワーアレンジ・彫刻など)や音楽関係(現代では、インテリアにはもう音楽の存在は切り離せませんね)の方々との「共創」ができる場にしてゆきたいです。 そして住宅という枠に捉われない「作り手(プロダクト・染織・グラフィック・書道・アニメーターなど)」といった大きな輪(和)として「共創」を自由闊達に動くことができたら・・・・・、そんな願いを持っております。 これからは、そしてこれからも「ススム日記」をはじめこの「手描きスケッチパース講座(通信・オープンセミナー)」をよろしくお願いいたします。 ▲ by sketchpers | 2012-03-15 12:10
この本講座では、「着彩」につきましてはマーカー(コピックという商品名)にて、ポイント着彩といった内容にて学んでいただいております。
最近、本講座にて作製いたしました「動画(You Tube)※受講者限定」にてポイント着彩についての解説をさせていただいておりますが、マーカー(コピック)自体の様々な使い方については突っ込んだご説明をするものがありませんでした。 そこでいろいろと考えているうちに、ある動画(You Tube)に出会いました。 タイトルは、「COPIC ARCHITECTURE .FLV(39分08秒)」です。 この動画を見ていただきますと、マーカー(コピック)の様々な使い方やテクニック(重ね塗りや色えんぴつとのかき分けなど)が豊富に見ることができます。 題材は「平面図の塗り方」になっていますが、スケッチパースに着彩をする際に於けます塗り方(マーカーの使い方など)に充分通用いたします。 また、本講座のようなポイント着彩といった”限定された色数”ではなく、この動画は様々なカラーで着彩しておりますので、スケッチパースにて「全着彩」をする場合に参考になるテクニックも観ることができます。 「書籍(文章や絵)」ではなかなか伝わりにくく、実際に皆さんにどうお伝えしていったらようものかと考えあぐねていましたところ、実際に塗っている状態やテクニックを見ることができるこの動画(You Tube)を見つけることができ、是非参考にしていただきたいと思いご紹介させていただきました。 「You Tube」にて上記のタイトルを検索し、是非ご覧になってみてください。 ▲ by sketchpers | 2012-02-23 17:28
すっかり、この「ススム日記」をご無沙汰しておりました。
さて、今年から「手描きスケッチパース・オープンカレッジ」と題しまして、新たに2つのメニューを設けたオープンセミナーが3月より始まります。 まずは千葉をかわきりに、静岡・横浜・仙台・札幌・新潟・福岡・岡山とほぼ月に一か所はオープンセミナーが開催されている形となります。 今までの「手描きスケッチパース・インテリアコース」同様に、新設の「手描きスケッチパース・外観コース」と「プレゼンテーションレイアウトの計画と手描き平面図の描き方コース」でもセミナーの内容には”提案を盛り込む”といった具体的で実践的なセミナーになっております。 この「提案」とは・・・・・。 当然ながら、お客様の要望に応えるものを形にして見せることが大前提のものですね。 また、いかにしてお客様の要望を読み解いて、一歩突っ込んだものをお見せできるかということも、大切なことでしょう。 また一方では、設計者やデザイナーの考え方や会社・事務所の考え方に乗っ取ったものを、お客様の要望に添えながらもその特徴を前面に出したものを見せるといったこともあるでしょう。 いずれの方法・手法も大事な「提案」の在り方ですね。 先日あるテレビ番組で、「注目の若手建築家が作る住宅作りへの挑戦」といった内容のものを見ました。 様々なご意見やご感想があるのでしょうが、残念ながら私には「こんな事を相変わらず・・・・・。住宅産業のみならず建築業界は何も変わってはいない。それどころか、現状ある”末期症状”の状態をあたかも最先端なものとして公に報道することは、見ている側に誤解を与えかねない。」と思って見ていました。 枝葉末節なことは割愛しますが、肝心なことは「提案」が”お客様にとって”というベクトルではなく、設計者の「作品」という異方向なベクトルに歪んでしまっている、ということです。 ここが、住宅産業はおろか建築業界が何も変わってはいないという内容の事です。 誰が設計しようが、どこが施工しようが、実際に使用する者にとってはどうでもいいといっては語弊がありますが、肝心なことは「使い勝手がいい」とか「心地良い」などといった使用する者にとってどうなのか、ということなのだと私は考えます。 「とても暮らしやすくて心地良い住宅(建築物)だ。なかなかいいセンスのある設計だ。」→「誰が設計・施工したのだ?」→「〇〇さんですねえ。」、といったベクトルの流れで、お客様の要望に応えた「提案」が最終的には喜びや感謝となって設計者やデザイナーや施工者に還ってくる・・・・・、これが健全のように思うのです。 つまり、このベクトルでは住宅(建築物)は「施主(お客様)主体のもの」であるわけです。 がしかし、「初めに設計者ありき」の「作品志向」から始めてしまった住宅(建築物)は流れるベクトルが逆なために、残念ながら最終的にはあまり良い話は聞こえてはきません。 この場合の主体は施主ではなく「設計者・デザイナー・施工者」にあるゆえの結果です。 (施主が我慢するか、手直しできるところを変えてみるか、訴訟を起こすか、壊して立て直すか、手放すか・・・・・。いずれも、心地良い話ではありませんね。) またこういった”逆ベクトル”的な住宅(建築物)を、マスコミや建築業界が煽りすぎてしまい、この”逆ベクトル”こそが住宅(建築物)であるがごときにしてしまった感があるように思えます。 そして、素直な若者たちがある意味単純に住宅(建築物)の在り方がそういうものなんだ、と疑いもせずに学んでしまい社会に出てこの”逆ベクトル”をやってしまっている、という悲しい現状もあるように感じます。 「私の考える設計は・・・・・」という”我”のあるものの裏には”作品としての利”を求めてやまない「我利我利(ガリガリ)」があるものです。 本来の「提案」の在り方とは、到底かけ離れているように思えてなりません。 「提案」と「作品」は、似て非なるものです。 もう一度「提案」とは何なのか、をじっくりと考えていきたいものです。 ▲ by sketchpers | 2012-02-13 22:27
さてさて、今年のおおまかな「手描きスケッチパース・オープンセミナー」の開催地及び開催日などのスケジュールがまとまりました。
詳細は、手描きスケッチパース通信講座のホームページにあります「各種お知らせ」のところに、”1月11日”のお知らせと、”1月12日”のお知らせということにて載っております。 今年から始まります新メニューが2コースあります。 「手描きスケッチパース・外観コースオープンセミナー」と、「プレゼンテーションテクニック・手描き平面レイアウト図の描き方とプランニング(レイアウト他):仮称」の2コースが新たに今年から始まります。 また開催地も多少増やして、意欲ある方々にお会いできるチャンスを増やしました。 一方、「各種お知らせ」に載せました動画は、今後「インテリアスケッチパースコース」及び「外観スケッチパースコース」の各回の講座内容や課題の描き方として、受講生の皆さまに配信してゆくことになります。 (修了生の方々にも、ご希望がありましたら配信させていただくようになると思います。) 石の上にも三年・・・・・と言いますが、地道に三年間この手描きスケッチパース講座(通信及びオープンセミナー)を開催させていただきました。 この三年間で培った様々なノウハウや、受講生の皆さまからいただきましたご評価・苦情・ご提案など、活かせるものは全て活かしてよりよき講座を皆さまにご提供できるよう、新たなスタートといたしまして上記のような活動内容とさせていただきました。 「大転換期」の真っ只中にいる現実を素直に受け入れて、横の繋がりをもって”モノ作り産業”全体の大きな舵取りを皆さんと一緒に歩んで行けたら・・・・・、そんな願いを持っております。 その出会いのチャンスと「モノ作り」への新たなヒントとなれるよう、この「手描きスケッチパース通信講座・オープンセミナー」をお役立ていただけますと、とてもうれしいかぎりです。 是非、お会いいたしましょう!!! ▲ by sketchpers | 2012-01-12 18:01
![]() 明けましておめでとうございます。 平成24年、2012年、辰年はいかが迎えられましたでしょうか? 元旦には、まるで今年を象徴するかのような地震が東北・関東・甲州・信州・東海などといった広範囲に渡り起こりましたね。 過去から引きずる様々な既存のシステムが、”崩壊”の道を進んでいるように誰もが感じているといった漠然とした不安が、ますます増幅してゆく・・・・・そんな社会状況ですね。 しかし、崩壊の裏には「新生」という芽が表裏一体となって存在していることも事実だと思っています。 ”栄枯盛衰”といった短時間で捉えられる、過去に経験してきた一時代のものではなく、ましてやマスコミがオカルト的にもてはやしているような滅亡説でもない、何か目に見えない大きな力が働いている事は誰もが何となく肌に感じている事なのではないでしょうか。 そんな気がいたします。 母体にいて十月十日じっくりと育った子供が、いよいよ独自の世界に出産する時がきている如く、まさに産道を通る時に「えら呼吸」から「肺呼吸」に大転換してこの世に生まれる如く、この時代はちょうどその出産の過渡期である苦しみの時代なのかもしれません。 東日本震災の苦しみは、決して人ごとではなく巡り巡って自分の足元にもあるものだという自覚(意識)があってはじめて「絆(気綱)」と呼べるのでしょう。 世界各地に目を向ければ、想像以上の苦しみを抱えながらも日々命を大切にしながら生きている方々が、日本の人口をはるかに超えて存在している事実もあるわけですね。 そのようなある意味”世界視野”に立たなくとも、身近にも沢山の同様な事象があることでしょう。 その時に、自分の手の中あるパンをちぎって相手に渡せるか・・・・・。 そして、さらにちぎって別の相手にわたせるか・・・・・。 さらにちぎって・・・、さらに・・・・・。 こうして、”崩壊”という「気付きのきっかけ」によって、大きな転換を果たしてゆくことになるのではないだろうかと考えます。 そして、過去の清算を”人類として”一人一人きっちりと成し遂げ、一人一人産道を通り出産をしてゆくことが「新生の芽」となってゆくことなのだろうとも考えます。 今年は、手描きスケッチパースオープンセミナーの開催地を増やし、またセミナーメニューも増設して、各地にいらっしゃる沢山の「新生の芽」の方々とお会いできることが何よりも楽しみなことです。 「過渡期」が一番苦しくもあり厳しくもありますね。 一人の力量では限界があるかもしれません。 だからこそ、共に手を取り合って皆で「苦しみを楽しみに」そして「厳しさを優しさに」してゆきたいものです。 写真は、1月3日の富士山です。 清々しくも雄大でどっしりとそびえている・・・・・、いつもそのようにいたいものです。 今年も宜しくお願いいたします。 ▲ by sketchpers | 2012-01-05 10:58
12月9日に大坂にて、株式会社ナック様主催によります「手描きスケッチパースセミナー」が行われました。
受講いただきました方々の大半は初心者の方々でしたが、皆さん真剣に講座に取り組んでいただき、講師の私も熱が入りました。 今年最後の手描きスケッチパースセミナーでした。 今年は、札幌・千葉・東京・横浜・名古屋・大坂・福岡にて手描きスケッチパースセミナーを開催いたしました。 計10回ほどのセミナー回数でした。 各地の皆さんは、共通して「真摯に積極的」にこのセミナーを受講され、”提案型のリビング”を仕上げてお帰りになれたことは、とてもうれしく思います。 これをきっかけに、描き続けてほしいと願っております。 さて来年は・・・・・、といいますとすでに事務局サイドでは計画をしております。 それは、「手描きスケッチパースセミナーの開催地の拡張(仙台や静岡や岡山など)」と「セミナーのメニューの拡大」です。 「開催地の拡張」は、来年早々には”手描きスケッチパースセミナー・年間開催地及び日程(予定)”としてご案内できると思います。 また、「メニューの拡大」に関しましては、”外観スケッチパースセミナー”や”手描きプレゼン平面図とインテリアコーディネートなど”の2メニューを新規セミナーとして準備しております。 このように、「手描き」を通して”観えて”くるものを大切にし、お客様はもとより作り手のご本人やその周りの方々も喜びが広がるような、そのような技術をもって少しでも社会貢献ができ、まさに「住み良き世の中」になるようイメージしております。 一人では微力ながらも共に集まり集合すれば大きな力となりますね。 今年皆さんにお礼の意を込めての”おもしろい”クリスマスプレゼントと掲載したいと思います。 ![]() (これは、私の友人がフェイスブックにアップした「東京芸術大学の方が作製したパース」です) 少し早いですが・・・・・・、 「メリークリスマス&来年皆さまにとってよき年となりますように!」 ▲ by sketchpers | 2011-12-19 11:45
本日は、受講生の方からご質問いただきました事を「解答・返答編」として公開することにいたしました。
他の受講生の皆さんにも共通するご質問と判断いたしましたので、掲載いたします。 「自分で作る”グリットシート(2点透視法版)スケール1/50タイプ”」についてです。 では、始めます・・・・・。 先ずは、平行定規板や製図板をお持ちの方はそれを使用してください。 持っていない方は、「方眼紙(5mm×5mm以下のもの)A3判」を用意してください(方眼紙の線の水平・垂直を利用します)。 A3判用紙の中央に横線を端から端まで線を引きます(赤線)。これは、「E・L(アイレベル)」になります。 ![]() 「E・L(赤線)」の中央に、「基準線」を引きます。 ![]() 「基準線」に「E・L」を設定します。2つの線の交点(ここが目の位置になります)から下に床のポイントを設定します。スケールの1/50をあてて、E・L=1,500を「基準線」にポイントします。 ![]() 次に、天井の高さを設定します。「基準線」にスケール(1/50)をあてて、床のポイントからCH=2,500(任意設定です)の位置でポイントします。 ![]() ポイントからはみ出した線は、消しておきましょう。 ![]() 「E・L」の線上に「V・P(消失点)」を設定します。基準線(=床から天井までの高さ)を「1」として、その約2、5倍の長さで交点から「V・P」をポイントします(左右両方)。 ![]() ![]() 床の線を引いて床面を決めましょう。まずは、「右のV・P」と「基準線の床のポイント」を結んで、床のポイントから左に線を引きます。 ![]() 次に、「左のV・P」と「基準線の床のポイント」を結んで、床のポイントから右に線を引きます。 ![]() これで、床面ができました。 今度は、天井面を決めましょう。これは、床面の決め方と同様のやり方です。 ![]() ![]() 大枠の「床・壁・天井」が出来ました。 ここからが、グリット設定の書き方になります。「基準線」に床のポイントから910(任意の設計モジュール。他に、900や1,000)スケールでポイントします(1/50)。 ![]() ![]() 「基準線」にポイントした「モジュールポイント」と「左のV・P」とを結んで、右に軽く線を引きます。 ![]() ![]() さあ、ここがこのグリットシート作製に於きまして重要な所です。 「基準線にとったモジュールポイントから床のポイントまでの長さ」を基準にして、先ほど軽く引いた線と右の床面の線に囲まれた「正方形」を書きます。 「正方形」の書き方は、”感覚的に正方形に見えるよう”に正方形を決めます(つまりは、「基準線の右側に縦線を引きます)。 ![]() この正方形は、2点透視法にて見え掛かり上は4辺全てがモジュールの910(任意設定)となります。これで、「基準線」から右にモジュール分(910)のグリットが右の壁面に出来る事になります。 ![]() この繰り返しによって、右の壁面にグリットを作ってゆきます。 ![]() ![]() 同様にして、左の壁面にもグリットを作ってゆきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() (軽く引いたモジュールの線は消しておきましょう。) 「正方形」の書き方がいまいち・・・・・?という方には、ひとつの方法として「透視法は手前に来るほど、間隔は徐々に広がる」という法則を使ってモジュールの縦線を少しずつ広げて設定してゆく方法もあります。 (A<B<C<D<E,といった具合です。) ![]() 床面のグリットを作ってゆきます。壁面に出来たモジュールグリットの縦線と床面の線との交点とV・Pとをそれぞれ結んで床面に線をひいてゆきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() これで、床面のグリットが出来ました。 同様に、天井面にもグリットを作りましょう。線の引き方は、床面の時と同様です。 ![]() ![]() 以上が、グリットシートの作り方となります。 「基準線」にスケールをあててポイントします「E・L」や「天井高さ」は今回1/50としましたが、1/60や1/100としますと当然ながらグリットシートが小さくなってゆきます。 その分、「基準線」から「V・P」までの距離のとり方を2,5倍ではなく3,0倍や3,5倍など長め(広め)にとることで、壁面に出来ますグリットの数が増えてゆき、大きな空間や連続した空間などが描けます。 唯一重要な事は、「正方形」を壁面に正しく描けるか、ということです。 つまりは、本講座の「第1回目講座」で練習いたします「正6面体の描き方」がしっかりとできていれば、様々なグリットシートを作ることができる、ということです。 お試しくださいませ。 ▲ by sketchpers | 2011-11-21 21:19
本日は、受講生の方からご質問がありました件について、とても良い機会だと思いまして取り上げてお話しさせていただきます。
「着彩について」です。 ![]() (受講生Mさん、事後報告ですがご協力お願いいたしますね。) 上の写真は、第5回目の課題のものを添削したもので、基本的な着彩の手法を具体的にアドバイスしたものです。 実際第5回目の講座の中では、「どこに何を塗るか?」は講義しておりますが、その”ぬり方”までは説明できておりませんでした。 これは、実際にご自身でいろいろと試し塗りをしてみて、その感触を確認・体感しながら習得していただけたら・・・・・、という考えのもとに講座は形成されました。 しかし、受講生側にとりましては様々な個性の方々がいらっしゃるので、その都度その方なりのご不明な点を添削時にアドバイスさせていただいておりました。 今回は、その中でも受講生の皆さんの多くが”悩まれて”いる項目なのではないか?という講師の判断にて、この「ススム日記」にてご説明させていただきことにいたしました。 先ずは、基本の「コピック」です。 ![]() 私の場合は、割と小さくクルクルと円を描きながら、コピックの”塗りムラ”がないように塗っています。 ![]() これは、テクニックのひとつですね。 塗り方も、こうして「ポチ(チョン)」のようにアクセントをつけて塗ると、絵全体に躍動感がでます。 (そして、プロっっぽく見えるんですねえ。笑) ![]() これは、「照明の明かりの塗り方」ですね。 以上が、基本的な「塗り方」です。 これも”慣れよ”でして、実際に手に持ってまずはどんな感触かを肌で感じてください。 そして、いろいろな塗り方を試してみてください。 自然に自分のものになってゆくものです。 画材に慣れてゆくことも、スケッチパース上達の一つの方法ですよ! ▲ by sketchpers | 2011-11-09 10:11
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