手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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どこまで着彩する?

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着彩には、いろいろありますね。
今回は、画材の話ではなく「どこまでを着彩したらよいか?」の話をしましょう。

当講座では、「ポイント着彩」といって、4つの着彩を提唱しております。
それは、①ガラス面・②グリーン類・③陰影・④照明関係の4つを着彩することです。

全部を着彩しても良いのですが、プレゼンや最終確認段階でない限りはポイント着彩でも充分に伝わるものです。

上の例の通り、ポイント着彩に多少床面のところを着彩するだけで、インテリアデザインの提案内容や方向性が伝えられます。

また、下の例ではインテリアポイントとなる「額装類」に着彩することで、見ている側の視点をフォーカスさせ提案しております。
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「何を伝えどう提案したいのか?」は、どのように描けばよいのかに繋がりますが、着彩の仕方によってもそれがさらに可能になり、倍増するということが言えるものと思います。

上の2点の例は、マーカーによる着彩です。
画材の特色を活かした「塗り方や表現方法」がそれぞれにあります。

いろいろと試してみながら、自分なりの表現を見付けてみてはいかがでしょうか。


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# by sketchpers | 2018-12-01 14:15

下書きと仕上げ

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インテリアパースの下書きを載せてみました。
エンピツ線で描いており、特に形を検討しながらその特徴が表現できるように描いている部分は、エンピツ線が濃くなっています。
また、床の6角形のタイル表現では、基準になる線を一度引いておき、それを定規にして6角形を下書きしています。
壁のタイルは、横目地のみガイド線として描いております。
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下書き線を基に、インキングでの仕上げをしたものです。
ぱっと見はわかりにくいと思いますが、床の6角形タイルや壁のタイルや奥左にある柱型壁のミラー表現は、線の太さを細くしております。
一般的な線は0.3~0.4の太さで描き、タイルやミラー表現は0.1の太さで描いています。
このように、ちょっとした線の太さを変えて表現することで、絵全体に「奥行き感」を上乗せすることができます。
テクニックの一つですね。

1本のペンやエンピツでも、筆圧によって太さや濃淡が変化しますので、それを有効に使うことで豊かなパース表現ができるようになります。

是非、お試しくださいませ!!!!


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# by sketchpers | 2018-10-27 21:29

やはり、それなりの・・・・

猛暑酷暑や豪雨暴風など、この平成最後の夏は随分と荒れました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

すっかりと秋めいた感じになってきました。
(残暑が厳しいところもありますね。)

受講生の皆さんが送っていただく提出課題や修了作品(受講卒業作品)を見ていて
いつも思うことがあるんです。

それは・・・・・・

「何でもそうだが、技術を習得するにはそれなりの量をこなさなくてはいけない。」

ということです。

”手を動かす”ことで形になる手描きスケッチパース。
頭を使っているようで、同時に身体も使っているわけなんですね。
ある意味では、「職人」「作家」の作業ということが言えるわけです。

美観としてのセンス(感覚)も最終的には必要ですが、同時に身体のセンサー的な
感覚も必要となってまいります。
これらは、「描けば描くほどに磨かれてゆくもの」でありますので、最終的には身に
ついているわけですね。

従いまして、手描きスケッチパースの習得には、やはりそれなりの量を描いて描き
込んでいかなくてはモノになりません。
技術を習得した後で、はじめて”使える”つまりは「応用が利く」こととなり、スキル
という域となってゆきます。

ここまで来ますと、多少手を動かすことがなくとも「身体が覚えている」ので、
手(身体)を動かすことですぐに思いだしながら感覚を取り戻すことは容易です。

1枚でも多く、1カットでも多く、それなりの量を描く・・・・、習得の早道ですね。

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# by sketchpers | 2018-09-15 10:47