最近は何かとバタバタしておりまして、この「ススム日記」が更新できず申し訳ありませんでした。
(頭の片隅には「書かなくては・・・」という思いがあったのですが、ハイ)
暑くて涼しくて寝苦しくてさっぱりしていて、晴れと思っていたら急に大粒の雨が降り、急に曇ってきたなあと思ったら竜巻になるんじゃないかというくらいの強風が吹く。
日照時間も思えば少なく、買い物にでかけてあらビックリ!高いじゃありませんかあ・・・はああ(溜息)。
セミの声もどうしたんでしょうか?あまり威勢よく聞こえません。
一雨降るだけで川が海になるほどの豪雨で山が崩れ、一風吹けば竜巻となり人工物を破壊してゆき、日が照ればその日ごとに”観測史上初”が出る・・・・・。
異常気象、地球温暖化、環境保護など様々に叫ばれている中、人間だけが(どのような意図があるのかはわかりませんが)そのように叫ぶ傍らで、まざまざと「自然」というものの本質を見せられているように思えてなりません。
気象だけではありませんね。
人の心・気持ちとしての「人象」も、あれに荒れています。
今まで溜めて奥底に仕舞っていた気持ちが、蓋をあけて噴き出すがごとく気持ち(心)の爆発のように仕舞っておいた気持ちに忠実に即行動をする。
自制心などといったものは、皆無なのでしょうね。
会社の倒産件数も昨年よりもさらに増加しそうだという。
自殺者の数も増加をしているそうです。
授業料が払えなくなって転校や退学をよぎなくせざるおえない家族も増え、高齢化社会から高齢社会に突入したことへの様々な問題(課題)は山積みです。
住宅着工件数はとうとう100万戸を割り、ファンドに踊らされて作ったマンションは契約がつかず空室状態が続く。やがて始まるのは、やはり「投げ売り」合戦。あれもつけます、これもつけますのオンパレード。
100万円値引きます、いや500万円、1000万円値引きではどうですか?
その先に見えてくるものはといえば・・・・・、自ずとわかりますよね。
一体、どうしてしまったのでしょうか。
思うに、「臭いものには蓋をして」きたものが今すこしづつ表ざたとして明らかになってきているように感じます。隠してきたもの、奥にしまっていたもの、見ないようにしてきたもの、見せないようにしてきたもの、などなど今日の社会を作ってきた概念や価値感の裏に潜む「何か」が噴出してきているように感じます。
その表現として、気象や人象や経済の”荒れ”となっているのではないでしょうか。
このことは、決して他人事ではないと思っています。
対岸の火事を眺めていたら自分のお尻にも火がついていた、なんて話が現実のものとなってきているようです。
今まさにこのような現象を招いたのは、他人ではなく「自分自身」の責任の範疇でもあるのではなかろうか、そう痛感してなりません。
直接的にも間接的にも世代的にも、おそらくは自分自身関わってきたものと反省しております。
では一体自分に何ができうるのか・・・・・?
今持っている「資格、経験、技術、体力、人脈など」の限られた”カード”を有効活用して何ができうるのか?
この荒れた現象は、「何か」の表現のひとつと申し上げました。
つまり、この現象にはなんらかの”メッセージ”が隠されているのではないでしょうか。
その”メッセージ”の意図を紐解き読み解くことで、自分が成すべき方向が自ずと決まってくるように思います。
この”メッセージ”の読み解きは、人によって様々でしょう。
様々でいいんだと思います。
そして大切なのは、”メッセージ”を読み解いたあとにどう行動するのか?ということではないでしょうか。
少々強引でしょうが、スケッチパースを長年描いてきまして、このような視野で物事を”観る”ことができるようになってきたのは事実です。
この「荒れた(新れた)時代」の本質に、一緒にせまってみませんか?