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手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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イメージすることとは・・・

最近は、随分と物騒な事件が多いですね。

「どうしてこのような残忍な事ができるのか・・・?」などと、ワイドショーのコメンテーターの如く言い古されている台詞ですが、やはりそう思わざるを得ないです。

人心の枯渇は底を知れず、落ちるところまで落ちてしまったのでしょうか。

よく「イメージの低下」などといった理由が、こうした事件を起こす動機の背景としてあげられます。
まあ、否定はできないところですが、全てがその理由とは限らないでしょう。
衝動的な犯罪であったとしても、その後の自分の身の振り方を”イメージ”して、「逃走する」のか「隠ぺいを画策する」のかはたまた「自首をする」のか・・・・・、頭の中ではグルグルと”イメージ”しているはずです。
そういった意味では、「イメージの低下」が犯罪の原因とは言い難いのではないか、とも思うんです。

「イメージすること」

スケッチパースを描き始める前の重要な”作業”のひとつです。

図面やイメージ写真などによって、設計意図やデザイン意図を理解し、具体的に頭の中でその空間や空気感を”イメージ”すること。
イメージできた空間を、頭の中でクルクルとあらゆる方向に回してみて、「どのアングルが一番いいか(訴求力があるか)」を決める。

「こうすればああなるかあ・・・。」
「ここにこれを持ってくれば、こうなるなあ・・・。」
「こっちに変えてみたら、少し雰囲気が変わるかも・・・。」

あらゆる角度からイメージし、スケッチパースを描く下準備がしっかりと出来上がります。

この”イメージ力”。
やはり、体感・体験の数がものをいう、といったことがあるのかなあ・・・、と思ったりもします。
「イメージ」は空想しているようで、実は今までの体感・体験の引き出しをフル活用して引き出しているようにも思えるからです。

実体感・実体験の重要性は、色々な所であるんですね。
実体感・実体験を沢山持つことができる社会であれば、今のような残忍な事件(犯罪)は少しは減ることになるのかもしれないかなあ、とニュースを見る度に思うこの頃です。
by sketchpers | 2009-11-10 12:28