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手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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”涼しさ”に感動

蒸し暑かったり豪雨が続いていたりなかなか平年の気温に上がってこなかったりと、全国各地それぞれに昨年以上の気候変動の日々となっていますね。
皆さん、お身体は大丈夫ですか?

私の住んでいる関東は、梅雨ではありますが気温も高く、毎日雨が降っているわけではなく反って晴れ間の方がもしかしたら多いかも?なんて思うくらいです。

晴れ間の日差しはすでに夏を感じますねえ。紫外線も幾分か昨年よりもきついように感じます。
そんな日に外出しますとすぐに汗が噴き出てきて、気分的にもジメジメ・ベトベトと嫌なものです。

自然と日陰の場所を選んで歩くのですが、先日改めて感動したことがありました。

日陰は確かに涼しさを得ることに変わりはないのですが、地面が「アスファルトやタイルなど」といったものと「土や芝生など」といったものとでは明らかに日陰の体感温度が違うことでした。

ご存じの通り、「アスファルトやタイルなど」といったものは”蓄熱(熱さ・冷たさを溜める)”となるので、例え日陰であろうとも地面からの輻射熱によって涼しさは軽減されてしまいますね。

建物による日陰でも、地面が「アスファルトやタイルなど」よりは「土や芝生など」の方が涼しいですよねえ。
さらに涼しいのは、「木陰(建物による日陰ではなく木々の影)」で地面が「土や芝生など」がとても涼しい!

先日、これを体感した時に改めて感動し自然への畏敬の念が湧きあがるとともに、”自然に”頭がさがる思いになりました。

”科学的”に見れば、木陰によって土や芝生の含有水分が守られ、また木々の水分を含んだ呼吸(光合成)によって空気中の湿度が保たれ、人体にとって「涼を得る」ことができる、といったことになるのかなあなどと考えてもみますが、しかしこの見方の方向(人体にとって自然から涼を得る)は実は間違っている(真逆)のではないか?と、先日の涼を楽しんだ後にふと思い直した気持ちになりました。

人知には及びつかない大自然の理(法則)にのっとり、地球環境は日々成長し流転していってる・・・・・、その中で私達人間も含めて生き物達は、命の営みを子孫という血脈の形によって生き続けていっている。
この「基本」であり「当たり前」がついつい忘れられがちになり、”人間にとっての自然”などといった強欲としての真逆の在り方になってしまう・・・・・。
そんなことを、改めて考えさせてもらいました。

”環境!環境!!”と声高に謡い、さまざまな商品を作ってはゴミとなり、それでも懲りずに「環境」を唱えて経済の枠組みに入れようとする。

高気密・高断熱の箱。太陽光発電やエコキュートといった省エネルギーを謳う付帯設備。喚起計算とともに温度をコントロールしてくれる機械。
こうしたもの達によって、人間にとって”完璧”と思われる作られた環境。

一方、初めから存在している自然の中に身を投じ、共生・共創をしながらも己れの立ち位置をわきまえる環境。

本当に”居心地が良い”というのはどういうことなのでしょうかねえ?
本当の”豊かさ”とはどういうことなのでしょうかねえ?

改めて考えさせられる、今日このごろの気象・人象・地象です。
by sketchpers | 2010-06-22 18:48