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手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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「バランス」について

今日は、「バランス」についてちょっとお話ししたいと思います。

手書きスケッチパースを描いていて、たまにこんなことがあります。
ラフの段階での手書きスケッチパースを、クライアントに確認してもらってから仕上げというものの時に、クライアント先から「ここ、もう少しこれくらいのボリュームじゃあないですか?」とか、「もう少し広く描けませんか?」「高さって、あってますか?」というご意見をいただきます。

VPと基準線の取り方によって、画面の端にゆけばゆくほど”パース上の歪み”が生じてきたり、始めの「グリットラインの取り方」がきちんと”正立方体”としてライン取りが出来ておらず、そのために幅広や背高のパースになっていたり、という原因が考えられます。

といいつつも、「ほほ~っ。。。」と思いますのは、皆おぼろげながらにしましても感覚的に意識・無意識に拘わらず”バランス”をもってプラニングされていらっしゃる、ということなんです。

「当然!」といえばそうでしょうが、作業段階で例え平面プランを考えている時にも頭の中ではやはり”3次元的に”考えているものなんだ、と確証を得ました。

そのことで、実際に2次元表現とはいえ「絵的に表現されたもの」がでてきますと、自分がイメージしていた空間ボリュームや配置そしてバランスが具体化されていますから、「んっ?」ということもあるのでしょう。

そこで、お互いにイメージ認識の修正や調整を図って仕上げることになります。

私が言いたいのは、3次元空間で暮らしている以上私達は自然に3次元の空間感覚やバランス感覚を当然ながら持っているし、またそれを自然に日常で駆使しているものだということをしっかり自覚・認識すると、頭でのイメージがより具体化・具現化できやすいということなんです。

この「自覚・認識」が、とても大切なことなんですね。

感覚を磨くにしても、それをきちんと「自覚・認識」して初めて磨かれてゆくものと考えます。

その一つの手段が、この手書きスケッチパースです。
定規や三角スケールやCADといった”道具”と一緒のものです。
「使ってなんぼ。」のものです。

描いて描いて描きまくって、さらに感覚を磨きバランスを究めてゆきましょう!
by sketchpers | 2011-02-24 10:35