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手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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陰影の基本って?

今日は、着彩の時に付けます「陰影(影入れ)」について、その基本中の基本をお話ししましょう。

透視法描きをしますと、自ずとパースがかかった絵になりますから、自然に”立体的(空間的)”に見えるものです。
そこに、立体物(立方体)の「影を入れる」ことで、さらにグッと「絵全体が空間的」に見えてきますし、また「ひとつひとつの立体」がしっかりと見えてもきます。

これは、「立体認識(空間として見える)」といった”目にそのように見える描き方”があるわけです。

では、どのような「影の入れ方」をすると立体認識できるのでしょうか?
それを、「円描き」で説明してみましょう。
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上図は、その答えとなります。

①の「円から球へ」では、円そのものに影を入れています(※光源は左上としました)。
これは、平面の円が”物体(立体)”としての球になった(見えた)描き方=影の入れ方です。
②の「円から球へ」では、円を球に想定した時の”床面にできる影”を描いています。
このことによって、円のまわりの”空間(空気)”が意識されることで、円が球として認識できた(見えた)描き方=影の入れ方となります。

この①と②を使って、③とした描き方(物体表現と空間表現)=影の入れ方によって、人の目は平面表現(絵)でありながらそれぞれの物体感や大枠の空間感として見るようになるわけです。

これが、「立体認識」となるわけです。

この基本に則って「陰影(影入れ)」をいたしますと、パースらしい感じになります。
チャレンジしてみてください!!!!


by sketchpers | 2015-04-22 13:37