最近、Chat-GPT.4oが話題となっていますね。
もうアレクサなんか越えちゃっています、すごいですね~。
日進月歩、技術は常に貪欲に発達発展していますが、一方では「懐かしい」「落ち着く」「人間のリズムだ」と再認識されているのが”アナログ的”なことではないでしょうか。
アナログ的なことの最先端は、やはり「手作業」ですよね。
時代と共に、「手」の必要性・有効性は変化しています。
現代では、まさにデジタル社会ですので、手作業が効率よく且つ限りなく軽減するようAIがその役割を担いつつあります。
クリエイティブな分野でも同様なことが起こっています。
「このようなものがあったらいいなあ。」の情報を入力するだけで、AIは膨大な情報量の中から最適解を見つけ出し、且つより有効な提案までしてくるようになりました。
そうなりますと、「手描きパース」などという前時代的な技術は不要なのではないか?
そう思われても仕方がないと思います。
住宅設計でも、AIがプランをいくつも提案できるようになってくるのですから、同時にCGパースも即座に作成(生成)できるわけですね。
それも、精度が高く安価に、です。
そこで我々人間は、一体何をクリエイトできるのでしょうか?これは、とても重要な課題であります。
「0から1を産みだす」、、、これは重要なクリエイティブですね。
「あるものを再利用・再活用する」、、、これも大切なことです。
つまりは、過去そして現状にないものを創造する、ということだと思います。
過去そして現状にないものは”情報にならない”からです!
情報の域(枠)を超えたところで創造すること。これは、人間でしか成しえません。私はそう思っています。
そこで重要なことが、やはり「手を動かす」ということに還ってきます。
脳の働きは、単体で動き働いているわけではありません。
手を動かし、身体を動かすことで、脳の働きは有効に最大限発揮するようになります(血液の流れや循環にも起因します)。
手を動かすこと、、、単純そうで実は奥が深い行為です。
手を動かすことが、これからの時代のクリエイティブに必要必須な作業行為となります。
その上で、手描きパースを見直してみることは、とても大切なことだと私は思っています。
無いものをいかにしてイメージできるか?させるか?
これを産みだすには、手で描いてゆくのが有効であり最短でもあります。
こうした考えで、パースという枠を超え「イメージ表現」「カオスを形に表現する」といたしますと、ご理解いただけるかもしれません。
いかがでしょうか?