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手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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2009年 10月 16日 ( 1 )

「感覚」は自身の中にあります

前回の「ススム日記」では、”感覚”の話をいたしました。

「では、その”感覚”っていうものを、どうすればレベルアップ(鍛える)できるの?」といった疑問がでますよね。
つかみどころのない”感覚”。わかっているようで、やっぱりはっきりとしない。
考えてみても、逆に堂々巡りになってしまいそうな疑問ですよね。

感覚のない方など存在しないのは、皆さんおわかりいただけますよね。
当然のことです。
「初めから、”在る”んです」、これをしっかりと意識することが先ずは大切なことです。
意識を持って事にあたれば、その時その時に応じて何かを”感じている”ことに気付き始めます。

「あっ、美味しい!」
「きれいだなあ~」
「癒されるなあ」

どんなことでもいいんです。”感じていることに気付くこと”が大切なのですから。

そうしますと、「何故、自分はこのように感じているのだろう?」といった疑問(分析)が自ずと湧いてきます。
その疑問に答えるように、きちんと答えは存在します。
「美味しいと思う理由」
「きれいだと思う理由」
「癒されて気持ちがいい理由」
その理由があるからこそ、逆に「美味しい」「きれいだ」「癒される」と思うわけです。

「なるほど、自分にはこういうことでそう感じているのだ」、と気付き始めますと、様々なことに気付き始めます。
自分の足元から周辺のことやさらには周りの人たちのことに関心を持ち、それに応じるように”感じて”ゆくようになります。

こうしてみますと、「感覚」は自分の中にあって、それとどう対峙し気付き発見してゆけるのかの繰り返しによって、磨かれてゆくように思いますね。

(釈迦に説法でしょうが・・・)「自分を内観できるか」といったことなのでしょうか。
”みる”ことには段階があって、「視る」~「見る」~「観る」といったレベル(広がり)があるのだそうです。
(これに”きくこと”を付け加えますと、「視聴」~「見聞」~「観音」となるそうです)

物事をみることは、結局は自分をみることにつながってゆく・・・・・、このことはスケッチパースを描くことのみならず、様々なことに大切なことですよね。

先ずは、対象となる立体なり空間をじっくりと”みる”ことにしましょう。
教材の正6面体を、あらゆる角度からじっくりしっかり”みる”ことです。
手にとってながめて”視る”ことから始まり、「なるほどこういう構成になっているんだ」と”見る”、そして正6面体としての美しさを発見する(”観る”)・・・・・。

こうして、感覚は自ずと磨かれ高さ・広がり・深さを持ち始めるのだと思います。

ここまでを「第1回目の講座」でこなすには限られた時間がありますから、こなすことには無理がでてきます。このことは日々の練習や修了後も続けての練習となるでしょう。

以上のことを頭の片隅に置きながら、日々の練習やお仕事そして日常生活をお送りください。
by sketchpers | 2009-10-16 09:42