手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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今年の総括

年の瀬も年の瀬、今年もあと2日を残すばかりとなりました。
本年も、皆さんのお陰をもちまして新しい年を迎えようとしています。
あらためまして、ありがとうございます。

今年の総括、といってはなんですが何となく”まとめ”といいますか”締めくくり”をしてひと節つけておくことがいいのではないか、と思いまして書いてみようと思います。

「手書きスケッチパース講座」が始まって、少しは軌道に乗ってきたという感があります。
「知名度」でいいますと、まだまだHPへのアクセス数は少ないですが、講座は確実に一歩づつ前進していると感じております。

”プロのための・・・”という前置きがありますが、この講座の受講生の約3分の1の方はパースを描いた経験が無い方で、以前から「描きたいなあ。描けるようになりたいなあ。」といった方々です。
当初事務局側では、この講座を始めるにあたり「プロとして現在お仕事をされている方々で、”パースは難しくて描いてもよくわからず結局描けなくなってしまった。でも、描けるようになりたい。」といった方々を、何となく受講生の対象に考えておりました。

そして講座が開講してみますと、”意外にも(ごめんなさい・・・)”このような問い合わせが少しづつ出てくるようになってきたのです。

「パースを描いた経験が無いのですが、描けるようになるでしょうか?」

正直この講座の”WEB”というスタイルで、パース未経験の方がどこまで理解して講座を進め課題をこなせるだろうか?、と実は不安な面もありました。

しかし、「描きたい。描けるようになりたい。」という方々の思いに応えたい。
その思いに、経験者も未経験者もないのではないか。
そう判断し、経験者と未経験者といった垣根を外してできうる限り受講生全ての皆さんに応えていこう、と決めました。

今、結果として振り返ってみますと、”手前味噌”ではありませんが「ほ~、パース未経験者だっていっていたのに、なかなかどうして。描けてるじゃあないですか!」、ととてもうれしい限りばかりでした。
”描けている”といった単純なことではなく、「絵心(センス)」が湧いてくるというのでしょうか。
実際にスケッチパースを描いてみて、おそらく本人も気づいていないであろうこと(センス)がはっきりと少しづつ表に現れてくるんです。

添削をしている講師も、それはそれは楽しいの一言です。

未経験者ばかりがそうではなく、経験者もやはり描いてゆくにつれはっきりと”センスや個性”が現れてくるんです。
このような経験をさせていただき感謝とともに、「描けないのではなく、描くにはわかりにくかっただけ。」なのではないだろうか、そして「絵心(センス・個性)」は分け隔てなく皆が持っているものである、という確信を皆さんから学びました。

来年は、この「プロのための手書きスケッチパース講座」が少しづつ表舞台に出てゆくようになります。
(HPでいずれお知らせできると思います。)

この講座は、「受講生の皆さんが作っているものなのだ。」ということを肝に銘じて、これからも邁進してまいりたいと思います。
これからも宜しくお願いいたします。

皆さん、よいお年をお迎えください!!!
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by sketchpers | 2009-12-29 18:40

スケッチパースと娘

「スケッチパースの役立て方」、他には何があるのだろうか?

ん~、実践的な話は過去の「ススム日記」にすでに書いてあります。
概念的な話も、これまた同様。
また、最近の日記に「自身の人生観」に多少役立てられるような話も書きました。

何が他にあるのかなあ~。

と思っていたら、昔娘が1枚のコピーしたスケッチパースを手にとってこう言ったことを思い出しました。
「お父さん、色ぬるやつ(マーカー)貸して。」

そういえば娘は小さな時から、コピーしすぎてためておいた様々なスケッチパースの中から気に入ったものを何枚か選び、いっちょまえにも”マーカー”なんぞで「ぬり絵」をして楽しんでいたんです。

「お父さん、見て見て。これ、どう?」
その”常識に捉われない色使い”に、なにやら「ピカソみたいだねえ~。」などといったはぐらかしの評価をしながらも、楽しそうに私の机の横に座って”作業”をしている娘を見ていて、「ほ~、スケッチパースって、子供が見てもおもしろいものなんだなあ、きっと。」とその時は何気に思い過ごしました。

が、その時から”妙な自信”が私につきました。
なにせ子供ですから、好きなものは好き、嫌いなものには興味を持たない、大人にとってはある意味「残虐極まりない評論家」でありますから、娘の行動は何やら”お墨付き”を貰ったようでうれしく思ったものです。

娘はそのうちに、「平面的なぬり絵」から「立体的にスケッチパースを捉えてのぬり絵」へと変化してゆきました。床は床らしく、壁は壁らしく(時には自分のアイデアでパターンを入れてみたり・・・)、椅子の張り地の模様なんかにも凝ってみたりして塗っていました。

まあさすがに、見よう見まねでスケッチパースを描こうまでには至りませんでしたが、その当時の学校での図工の授業で描いた絵を見てビックリしたものです。
まだどうしても”立体として物を描く”といった感覚が乏しい子供たちの中で、ひと際ダイナミックな構図に空間性(空気感)を感じる絵があったのです。
それが、娘の絵でした。

子供ですから大人以上に物事を吸収するスピードは速く、感覚も素直で活き活きしている時期ですから、その分、ただの”ぬり絵”であっても感覚的に「スケッチパースのトレース練習」的なことになっていたんでしょうねえ。それで、きっとあのような絵が描けたんだろうと思いました。

今では、中学校の部活動(吹奏楽部)で毎日忙しい学生生活を送っていますから「ぬり絵」の時間はなくなりましたが、今思い出してみますと何やらとても大切なことを実は娘から教わったのではないか、と思います。

分析をしてゆけばそれなりに解釈できるでしょう。
しかし、ここではそれをいちいち銘記するつもりはありません。

「手書きのスケッチパースは、見ても描いても塗ってもトレースしても、”楽しい”ものなんだ。」

これだけで、充分スケッチパースの魅力と役割を語っているものと思います。

皆さんが描いたスケッチパースをお子さんに見てもらってはいかがでしょうか?
いろんな反応があるのではないでしょうか。
そして、意外にも「親子の会話」がそこから始まるきっかけが潜んでいるのかもしれませんね。
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by sketchpers | 2009-12-25 12:16

スケッチパースの「役立て方像」

もうすぐクリスマス、そして大晦日。
なにかと忙しい年末のことでしょう。

皆さんにとって、今年一年はどのような年でしたでしょうか?

仕事の上でも個人的なことでも、またご家族や友人知人のことなど、多種多様に目まぐるしいことの連続でしたでしょうか?
そのような中で、こうして「手書きスケッチパース」という”縁”を通して皆さんと繋がれたことは、とてもうれしいことです。
正直申し上げて、事務局サイドといたしましては「もう少し、受講生が増えたらなあ。」と運営的に考えているようですが、いつも結論は「このようなご時世でも、こうして受講していただける一人一人を大切にしていこう!」といったことにつきます。

受講生の皆さんから送られてきます「提出課題スケッチパース」の添削・評価をさせていただいております講師陣にとって、添削・評価は真剣そのものです。
「講座の理解度」や「描き方の到達度」そして「今後のことも含めたアドバイス」を、受講生お一人お一人の”素質や個性”を的確に把握・判断しながら、成長の度合いとともに「今回の評価は・・・・・。」といったことでお返ししております(そういう姿勢で行っているつもりですが、いかがでしょうか・・・・・?)。

ですから、お一人お一人の受講生を大切にしたい、そう考えて取り組んでおります。
そういった意味では、受講生の数がふくれすぎてもいかがなものか?・・・、などとも思ったりいたしますが・・・・・(悩)。

そのような考えのもと、「量より質」と言いますと少し語弊がありますが、この「手書きスケッチパース講座」を各々の受講生なりにマッチングした形でお渡ししたい、と常々考えておりますし、まだまだ不十分ではありますがそうしてきたつもりではあります。

「手書きスケッチパース」を描けるようになってほしい、この命題は当然のことですが、私共はその先にある「実仕事」や「実社会」に少しでも何かのヒントや役立てになろう「考え方・概念」なども、手書きスケッチパース」を通して応用・役立てていただきたいと願い、この講座を開設・運営しております。

技術を学び、技術を会得し、技術を使って社会貢献し、その技術を通して何かを「発見し学ぶ」・・・・・。
その繰り返しが、やがて”ゆるぎない自身”を創造してゆくものだと、私は信じています。

この講座を修了されて、実仕事で手書きスケッチパースを役立てておられる方々のことを想像いたしますと、身の引き締まる思いがいたします。

手書きスケッチパースの”風呂敷”を大きく広げるつもりは、もうとうございません。
手書きスケッチパースの「物の見方・捉え方」や「表現への姿勢」などは、私自身の”自身形成”に於いてとても役立っている体験と体感があったからこその、スケッチパースにとっての大切で重要な”肝”なのだと思っております。

これが、「手書きスケッチパースの魅力(役立ち)」のひとつなのだろう、と感じております。

とりとめのない話でした。スミマセン。
今日は、この辺で・・・・・。

(追):最近の日記は、手書きスケッチパースには直接関係がないものばかりで恐縮です。具体的な手書きスケッチパースについての日記は、過去の日記をご購読くださいまして補ってくださいませ。
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by sketchpers | 2009-12-21 10:54

つまらないなあ~。

今日は、少しスケッチパースの話から離れて視野を広げてみたことを、つれづれなるままに・・・ん~、ブログ風に?・・・書いていきましょうかあ。

ここ何年か、建築やデザインの本を買っていなんですねえ~。

何故かって?

まあ、自分を思いっきり棚に上げてみますが。。。。。、
「おもしろくない!!!」んですよ、まったく。
どれを見ても、なんかどこかで見たことあるようなないような、それでいてどの本をみても「金太郎飴」みたいな設計プランやデザインに、もうあきあき・・・・・(ハア~)。

企画やコンセプトにしても、「どう理解していいのか、何をいいたいのか?」まったく”宇宙語”のような表現に、反って疲れてしまいます。
(本人自身もわかっているんだろうか?・・・・・・、なんてね。)

相も変わらず、「環境」「地球にやさしい」のキャッチコピーのオンパレード。
これにも、ほとほと疲れてしまう。

本当に、それだけの断熱が必要なの?
本当に、それだけの隙間がないことが必要なの?
本当に、太陽光発電やエコキュートが必要なの?

私達日本人が今住んでいる、ここ日本くらいなものですよ。
四季があって、季節ごとに楽しみや生きる知恵があって、色とりどりの自然がありその土地ならではの慣習が根付いている国なんて。

寒い地方には寒さを凌ぐための知恵と生きるために用意された自然の恵み(食べ物や保存方法や建物の建材としての植物など)があり、また一方では、暑い地方にも暑さに負けぬよう自然の恵みが用意されていて、人はそれを活用させてもらい知恵としてきた歴史があるんだよねえ。
だからこそ「旅はおもしろい」、いや「おもしろかった」んでしょうねえ。

今は、どこに出かけても「感動が薄い・・・・・。」

駅に降りても、いきなりコンビニがあったり都会と同じようなビルが建っていたり、それでなくとも国内の旅行は金がかかるのにがっかりです(これなら、海外に行ったほうがましだなあ~。)

とっても残念なことです。

「環境」や「地球にやさしい」などといいながらも、その「環境」や「地球」にすがって(使って)商売をしている現実は、いったいなんなんだろうか?

環境を大切にするために、また地球にやさしくするために商売をすることが、どれほどの環境破壊や地球にやさしくしていないか、わかっている人はどれほどいるのだろう・・・・・?

新建材や新製品は”温暖化”にとってはよい製品なのだろうが、それを作るのにどれほどの“犠牲(環境破壊や負荷)”が隠れているのだろうか?

私達人間は、地球環境(自然)があるからこそ”生きていられる”わけで、霊長類としてデカイ顔をして生きているなどと思うこと自体、思い違い・勘違いもはなはだしい。
地球環境に”活かされて、生かされている”ことに、なぜに気付かないのか?
否、忘れてしまったのかなあ?

大きな意味で、今までの「もの作り」の意義や意味といった概念が崩れはじめやがては終焉となるように思えます。
しかし、このことは「新しい次代のもの作り」の序章でもあるわけですね。
今年の漢字は、「新」でしたよね。
まさに、皆なにがしか感じているんですね。
「おかしいこと」と「はじまっていること」が。

この大きな時代のうねりに、遅れぬよう、取り残されぬよう、しっかりと”お天道様のもと”で謙虚に働かねば、と思っているんです。
(働くとは、「はた(他)が楽になる」こと、つまりは人様に喜んでいただくことが”ハタラキ”の原点なんですよね。この原点をもう一度、肝に銘じて・・・・・。)

いつまでも、”つまらないもの作り”にぶらさがっていないで、本来の次代を見つめて働きたいものです!!!
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by sketchpers | 2009-12-16 10:49

スケッチパースを身につけて、その後・・・。

さすがに「師走」だけのことがあるのでしょうか。
最近、「提出課題スケッチパース」の送られてきます作品の数が、めっきりと少なくなっております。

まあ、「皆さん、忙しいんだろうなあ~。」と講師陣は思っておりますが、少々寂しい思いもしております。
と言いますのは、皆さんに”お会いできる”のが唯一「提出課題スケッチパース」なんですね。
私共は、皆さんから送られてきますスケッチパースを見て、様々な事を考えているのです。

「いい感じにステップアップしてきているなあ。」
「少し悩んでいるかな?フォローはどうしようかなあ?」
「今回は、かなり練習にはげんだようだなあ。」
「時間のない中で、うまく練習のやりくりが上手になってきたんだなあ。」
などなど・・・・・。

皆さんのスケッチパースを拝見するたびに、このような感じです。
一枚のスケッチパースを通して、皆さんとコミニュケーションをしています(しているつもりです)。

課題提出が遅れても構いません。
講座に目を通し、確実に(時間のやりくりの中)練習をして提出していってください。
きちんと添削はいたします。ご安心を!!!

また、途中で「手が止まってしまった」受講生の皆さんも同様です。
時間的に、かなり間が空いたとしましてもそれなりに練習をしてみてください。
そして、提出課題スケッチパースを一度仕上げてみてください。
「感覚」として、案外覚えているものだということを体験できると思います。
そこから、再度スタートしてみましょう。
添削も、きちんといたしますよ!

「通学タイプ」とは違って、こうした「通信(WEB)タイプ」の講座を受講し成果を上げてゆくということは、なかなか難しいと思います。
ましてや、「プロ」や「家事」や「別なお仕事」など日常生活があっての受講ですから、なおのことでしょう。

「3週間」といったスケジュールはあるにしても、これは「講座の配信のスケジュール」ですので、このペースで同時にこなしていける方はそれで良いと思います。
がしかし、そうでない方はご自身のペースや癖などに逆らわずに、一歩一歩講座を進めていってください。

今までの講座実績にて、受講生の皆さんは「必ず描けるようになりました」!!!
変な話ですが、講師陣はいつもいつもうれしいやら不思議やら・・・・・。
「皆さん、やっぱり描けるようになるものなんだなあ~。すごいものだなあ。」などといった感想です。

「一緒にスケッチパースを描いてゆきましょう!!!」

そして、スケッチパースで身につけた(体得した)ことを応用して、これからの時代の「創造」に対してお手伝いをしてゆきましょう。
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by sketchpers | 2009-12-09 10:33

「共に楽しむ」たのしさ

なかなかこの「ススム日記」を更新することができず、申し訳ありません。

時間的に取りにくくなっているということと、また”ネタ”がなくなってきたといったことが正直原因でして・・・。

最近、スケッチパースを描いていて思うことは、「描くスピードが速くなった」という実感です。
描く前に、完成のスケッチパースをイメージして時間の計算をするわけですが、その計算した時間よりも結果的に短時間で終了しているわけです。

私の場合、この講座の描き方(基礎)をベースに、「スーパースケッチパース(バージョンアップ編)」といった描き方で描いてきたわけですが、その描き方でもあきらかに速く描けていたのに、スーパースケッチパースの速度が上がった、ということでしょう。

図面を見て、設計意図やデザイン意図を読み取り、より訴求力がでるようなアングルを決め、レイアウトされたインテリアエレメントを決める・・・・・、そして最終的にはトータルとしてイメージを頭の中に明確に持つ、といった作業が実際にスケッチパースを描きはじめる前に必要な作業なのですが、いがいにそれなりの時間が必要でした。

しかし、その作業が図面を見た段階でほぼトータルなスケッチパースのイメージが頭の中に出来上がっているのです。
そして、描いていきながらも同時に考えて決めてゆく、といった同時作業にて結果スケッチパースの仕上がりが短時間で終わっている、ということになるわけです。

「描けば描くほどに上達する」といったことを常々申し上げているわけですが、まさにその通りだとあらためて思いました。

「講師」として皆さんに教えている立場であっても、私も皆さんと同じ”現在進行形”の身です。
皆さんから送られてきます「提出課題スケッチパース」を拝見し、新たな発見があったりします。
「なるほどなあ~。こう解釈して描いてきているんだあ。」といった具合です。

私も「勉強中」です!
技術に、「もうこれで良し」ということはないんでしょうね、きっと。

これからも、皆さんと共に楽しんでスケッチパースを描いてゆきたいと思っています。
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by sketchpers | 2009-12-03 17:31