手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

sketchpers.exblog.jp
ブログトップ

<   2011年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

観て、気付く

東北関東大震災から2週間以上が過ぎました。

残念ながら命を亡くされた方は1万人以上となり、未だ行方や安否が不明な方々が多数いらっしゃいます。
また、避難所や自宅にて生活をしたいる方々、地元を止む無く離れ知らぬ土地にて生活をしてゆく方々・・・、受ける側も手を差し伸べる側も受け入れる側も皆必死です。

一方、良からぬ噂やデマが横行し強奪や詐欺もでてきました。

「行政(政府)」をここぞとばかりに批判する者が表われたり、東京電力の対応や姿勢や組織自体を批判する者や原子力発電に関わる一切の事に対しての批難も表われてきました。

被災地を懸命に復旧させようと日夜働いていらっしゃる方々も、全国から集まってきております。
それに応えるように、命を生かされた被災された方々の力強い行動も相変わらず続いております。

疲れがピークを迎える時期に入ってきているため、お年寄りや子供たちに体調の悪化が出始めたり、不安感からくる不眠や軽いうつ症状など精神的な不安定さも出ております。

被災地域に限らずこの”動揺”の余波は全国に広がり、特に「物資」という生活や命を繋ぐ物の不足を自らの行動で自らの首を絞めつけているがごとくの現象がでてしまいました。

産業的な打撃も殊のほか多大で、特に農家や畜産を生業にしている方々や日本の基幹産業を支えている工場を経営されていらっしゃる方々やそこで働く方々、また自営業をされていらっしゃる方々にとっては行く先が全く見えないといった状態です。
農家・畜産の方々にとっては、ある種”地元を否定されたような形”での摂取規制や流通規制・生産規制が敷かれ、行政(政府)への怒りは計りしれません。

対して一般消費者にとってみれば、安全な食べ物・飲み物を選ぶのが当然がごとく、被災地の農家・畜産の方々の気持ちはわかるがいざ消費者自身がとる行動はその逆となってしまうのも人情なのでしょうか・・・。

あらゆる「専門家」と呼ばれる(自称の方もいる?)人達がテレビ・ラジオ・雑誌にでてきては、様々な事態に対してコメントをしていますが、視聴や読んでいる立場の者からすれば理解して自分なりに対処・行動できうる情報(内容)なのか、といった疑問が上がり始めています。

以上のようなことは、皆さんはすでによくご存じのことで何もあらためて私がこうして長々と銘記するまでもないことは承知いたしております。

問題(課題)は、こういう現象---言いかえれば「社会表現」をどう”観る”か?ということだと思っています。
手書きスケッチパースでは、「観る」ということに重点を置いています。
表現された物事の本質を”観る”こと、そしてその本質の元に”表現(行動)”することが、この手書きスケッチパース講座のもう一つの受講課題でもあります。

まだまだ余震というよりはあらたな地震も続いております。
他の自然災害の懸念も湧きあがってきております。

危機管理や備えの前に、今を「観る」ことを通して一人一人まずは「何か」に気付くことが重要に思えてなりません。
現象(表現)を”観る”ことは、現象(外)そのものを観るのみならず返せば己自身(内)を観ることになってゆくように思います。

今回の震災は、今までの震災とは少々形相が違うもののように感じます。
被災をされた方々は本当にお気の毒と存じます。
共に手を取り合って今後を生きてゆくことに異論はないでしょう。

しかし、それで万事オッケーという代物ではない今回の震災であると感じているのです。

命を授かり生命活動(生活)をしてゆく上で、本当に必要な物事は一体何なのか・・・・・。

「形の綺麗な野菜が本当に必要なのか?」
「そんなに夜遅くまで起きている必要があるのか?つまりはそんなに電気が必要なのか?」
「本当においしい食事とは一体どういうことなのか?」
「”便利”がそんなに必要なのか?」
「豊かさの本質って一体何なのだろうか?」
「”生きている”のか”生かされている”のか?何故心臓は動き、四季は巡り、地球は回っていられるのか?」

宗教論や科学論を言いたいわけではありません。
ただただ、今まで観てこなかった・観ようとしなかった物事に「気付くこと」に気付いてほしい一心だけなんです。
それには、「観る」ことから始まる、ということなんです。
「視る」でもなく、「見る」でもなく、「観る」なんです。

もしかしたら、”最後のチャンス”なのかもしれません・・・・・。

人心も含めた復興は、長い時間がかかるでしょう。
しかし、「気付き」によっては復興の姿というものが我々の想像を越えた姿でそれも短時間で”表現”されるかもしれません。

その可能性は・・・・・”広大なもの”だと思っています。
[PR]
by sketchpers | 2011-03-28 12:14

残念ですが、安全第一

「スケッチパース月間」と謡って、今月はさーっやるぞー!と息巻いていました。

3月10日の株式会社ナック様主催の福岡会場は、参加者約30名の方々がお集まりいただきまして、皆さん必死に描かれて最後にはやはり「提案を盛り込んだスケッチパース(リビング)」を描いて修了されました。

わずかに1日という短い時間の中で、皆さんの集中力は物凄いものでした。
福岡を訪れるのは約20数年ぶりで、街並みや海岸周りの変貌に驚きました。

私自身も、とても充実した1日でした。

さて、福岡を発ち東京・羽田に着き事務所に戻る途中で、遅い昼食を摂ろうとしてビルの5階のお店に入りました。

そこで、あの「東北関東大震災」の揺れを体験しました。

一瞬の判断の重要性を思い知らされました。
周りの状況、火器の確認、天井の付いているものの確認(落下の危険)、避難路の確保の確認、子供さんやお年寄りそして女性の位置の把握などなど・・・。
そういう状況下にいることを把握しての、万が一に対しての心構えと対応を考えつつ、不安がる人達に対して優しく「落ち着くように・・・。」と諭す。
あの地震の揺れの間に、頭と気持ちはこれほどのことを行っていました。

揺れが落ち着いて余震も一度軽くなった後、ビルやお店の判断もあり皆外に出るようにという指示があったので、急がずに声を掛け合って外に出ました。

周辺は、物的被害はありませんでした。
ただ、地震への恐怖と不安感から腰を崩してうずくまっている女性があちらこちらに見受けられました。
事務所まではいつもバスを利用しますが、バスは動いていましたが歩いて戻ることにしました。
途中の住宅地では、各々玄関先に出てきて「大丈夫でしたか?」とお互いの確認などをしながらも、一生懸命不安を収めようといているかのように見えました。

後の話は、皆さんテレビやラジオなどで視聴されていることですので割愛いたします。

そのような状況下ですので、果たして「手書きスケッチパース・オープンセミナー」が開催できるのか・・・、しばらくは判断がつきかねませんでした。

余震等もあり、また計画停電といった行政の対応もあって、関東も人心的には落ち着きを取り戻しているとは言い切れませんでした。
何よりもそれが形になって表われてしまったのが、「買占め」と批判をされています日用品やガソリンの不足です。

計画停電による交通事情は悪く、皆ストレスを抱えてじっと耐えての移動となっています。

そのような中では、とても集中してセミナーなどできる状態ではなく、また万が一セミナーに来ていただく際に何か事が起こっては・・・、ということもまだ十分に考えられますので、何よりもご参加いただく方々の安全を優先して、15日の千葉会場及び22日の横浜会場は「延期」とさせていただくこととしました。

とても残念ではありますが、現在事務局側では「5月」を目標に様々な状況を見ながら立て直しを計りたいと思っております。

新燃岳もいまだ煙をあげています。
自然災害は、どこで起こってもおかしくない状況下にあると考えて”備え”をしておく方がよいように思います。

あらためて少しずつ備えを整えていこうと思う10日間でした。
[PR]
by sketchpers | 2011-03-21 11:24

弥生、3月、スケッチ月間

今月は、「スケッチパース月間」というくらいに”セミナー”続きの弥生の月となります。

さっそくは、10日は福岡市天神町にて行います。

続いて、15日は千葉市にて、そして22日は横浜市にて、というスケジュールになっております。

いつもいつもそうなのですが、「どんな方々にお会いできるのかなあ~?」という思いでいっぱいです。と同時に、「ちゃんと今回も、皆さんにお渡しできるのだろうか・・・。」という一抹の不安と「結局は皆さん、描けるようになって帰られるんだ。」という皆さんからの情熱とが混在して、講座の日を迎えることになります。

このWEB講座修了者を始め、セミナー参加者修了者は延べ200名を越え、現在WEB講座の受講生の方々は2~30名いらっしゃいます。

講座開講初期には、「プロのための~」というお題目通りに主にコーディネーターの方々をはじめ設計・デザインのお仕事をされていらっしゃる方々が受講されていました。
また、実際現場で働いていらっしゃる大工職といった方の受講もございました。

そして、特に女性の場合なのですが一時期子育てなど家庭のお仕事も一段落しさて再起を・・・という方々も増えていらっしゃいました。

ここ最近の新たな傾向としまして、不動産関係の方々がこの講座を受講されるといった、事務局側では予想もしていなかった方面の方々の受講が出てきております。

様々な方々がこの講座を受講され習得されてゆくことは、大変うれしいことでございまして、私共にとりましては有り難いことだと思っております。

その上であえて申し上げるならば、「終了後、その後スケッチパースはご自身のお仕事や身の回りのことに活かされていらっしゃいますでしょうか?」ということが正直私共の関心事であり心配事でもあります。

せっかく時間とお金を費やして習得した「手書きスケッチパース」という技術ですから、少しでもどのような形でもいいですから「手を動かし、ペンを走らせ、より具体的に」お仕事や身の回りに活かしていただきたい・・・、いつもそう願っております。

この3月、弥生の月に約50名ほどの「手書きスケッチパース」を習得される方々が増えます。

また、一時期お仕事などご都合により講座受講(WEB)が中途の方々も、そろってぞくぞくと再受講を始めてきていらっしゃいます。
あと1~2か月ほどで、終了されることでしょう。

いずれにしましても、「講座修了」した段階から「スタート」であるということなんです。

当然、皆さんはおわかりのことと存じます。
「スタート」から、ご自身の独自の手書きスケッチパースの道を歩んでいただき、共に「手書き仲間」として繋がってゆきたい・・・、そう思っております。

弥生、3月は卒業シーズン。

そして、新たな始まりの時でもあります。
皆さん、一緒に共に気張ってまいりましょう!!
[PR]
by sketchpers | 2011-03-09 11:46

「色えんぴつ」で着彩挑戦!

最近の関東地方は、寒暖の差が激しいですね。
春一番が出たかと思ったら、翌日はまた冬に逆戻り・・・。
身体にはこたえますねえ~。

さて、こんなお問い合わせがありました。
皆さんにも共通する内容なので、ここでいろいろとお話しさせていただきます。

その問い合わせとは、「着彩について」のことです。
「色えんぴつでの着彩は教えていただけないか?」ということでした。

本講座では、スピーディにポイントをチャチャと着彩できる「マーカー」を採用しており、
スケッチパースに描きなれた頃を見計らって「着彩の習得」を第5回目の講座にて行っております。
そういった意味では、”着彩の始めの習得”が「和室」となっていることは否めません。
(第5回目の講座内容が「和室」となっています)

そこで、今後に関しましては特に着彩にこだわりたい受講生の方には、第1回目の提出課題スケッチパースから「色えんぴつ」や「マーカー」で着彩に挑戦していただいても良いだろう、ということにいたしました。

提出課題スケッチパースを仕上げていただき、その状態のもの+着彩をしたものと2種類の提出課題スケッチパースをお送りください。
着彩の内容や技術的なことは、その都度一度受講生ご本人が「こうかな?ああかな?」と挑戦して仕上げていただき、その着彩に対しまして添削・アドバイスという形を取らせていただきます。
(ただし、第1~4回目の提出課題スケッチパースの到達度評価には着彩の力量は入りませんので、ご安心ください。着彩の到達度評価は、あくまで第5回目の提出課題スケッチパースにておこないます。)

この「ススム日記」でも以前色えんぴつなど他の着彩材料について、いろいろと銘記したことがあります。
アーカイブの中から見ていただいて、参考にしてみてください。
また、一部ですが「色えんぴつ」及び「マーカー」による全着彩で仕上げたスケッチパースを「スケッチパース集」にも載せております。
そちらも、ご覧になってください。

皆さんの様々な挑戦、待っています!!!
[PR]
by sketchpers | 2011-03-03 19:32