手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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「責任」あるモノ作り

東北地方太平洋沖地震の情報は、日を経るごとに様々なものが出てきていますね。

昨日は、静岡県の浜松市に用事があり東名高速道路を走って往復しましたが、帰路のサービスエリアにトイレ休憩した際に自衛隊の方々の姿を見かけました。
駐車場には、「震災支援車」の幕を張った自衛隊の大型車両が10台くらい止まっていました。
これから東京を抜け東北道に入ってゆくのかなあ・・・、と見送りました。

皆さんも、すでに情報として受け取られ頭を抱えていらっしゃるでしょう「資材不足」。
コストも上がり気味になってきています。
また、今後の「職人不足」も懸念されます。

それ以上に、家を建てようとするお客様が”少し引き気味”になってきているように感じます。
東京都心に事務所を構えている知人(住宅関係者)の話では、「一時様子を見る」状態のお客様が実際に出てきているとのことです。

東日本でのこういった影響は、少しずつしかしながら爆発する時には一気に西日本にも同様の影響が出てくるのではなかろうか、と思っています。


そのような事態の中で、さて何が”提案”できうるのか・・・・・?


ライフラインの考え方。(電気・ガス・上下水道、等)
構造や工法の考え方。(強度、耐震・制震・免震、基礎工法、木造、RC造、等)
土地や地盤の考え方。(どこにどのように建てるのか?)
備蓄に対する考え方。(シェルター、倉庫、地下室、等)
エネルギーの考え方。(太陽光発電、発電機、蓄電バッテリー、等)
各部材の考え方。(外壁材、開口部、断熱材、等)

こうしてざっと思いつくだけでもこれだけあります。
がしかしよくよく観てみると、震災での問題点を改善強化しているようにも見えます。

「よりよく・・・」
「もっともっと・・・」
「よりベターに、ベストなものを・・・」

こうして技術や時代が発展・進化してきたように思います。
がしかし、この先もこれでいいのでしょうか?・・・・・、そう思えてなりません。

何のために「よりよく」「もっと」「よりベターに、ベストに」だったのか・・・・・。
何のためでもなく、「自分のため」だけであって全体としての大局としての「よりよく」ではなく「もっと」でもなく「よりベターに、ベストに」ではなかった、という事がこの震災の様々な影響にはっきりと出てきているように思えてなりません。

”我よし”を基準に築きあげてきた文化・文明の時代は、大転換点を迎えているのではないでしょうか?

個人から全体をみるベクトルから、全体から個人をみるベクトルに転換した「発想」や「提案」が今本当の意味で求められているのでは?と思います。

誰が求めているのでしょうか・・・・・?

そう、何よりも”地球自身”が求めているのではないでしょうか。
日本人としての発想・提案を通して、新たなベクトルを持って次代にのぞむ、そんなモノ作りを築きあげていく「責任」が今あると思いませんか?

私は、そうしたスタンスで今後も仕事をしてゆく心構えです。
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by sketchpers | 2011-04-04 14:01