手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

sketchpers.exblog.jp
ブログトップ

<   2015年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

最近の受講生作品です

c0159795_15562934.jpg
久しぶりに、受講生の方々の中から皆さんに観ていただきたい作品をご紹介いたします。
インテリアパースコース・第4回目の提出課題の作品です。
課題内容を踏まえて、さらにご自身なりに「提案」を入れて仕上げておりますね。
ひとつひとつの形もきちんと捉えており、ディテーィルの描き込みもリアリティがあります。
とても、参考になる作品です。
c0159795_16003120.jpg
c0159795_16010363.jpg
インテリアパースコース第2回目の提出課題の作品です。
「お見事!」としか言いようが無いほどのクオリティですね。
しっかりとした空間描き~立方体描き~アイテム描き~素材感表現、と一連の作業がすでにご自身のものとなっております。
参考となる作品のひとつです!

ここ最近の受講生の方々はこのような方が多く、より柔軟に講座内容に取り組まれていらっしゃるようです。
CGによって、より多くのパースペクティブなものを沢山観ることができているといった背景もあるのかな、とも思っております。

いずれにしましても、手描きパースを習得しながらもCGも作ってゆく・・・・、つまりはどっちが良いというわけではなく、その時その場に応じたパースをうまく使いこなしてゆく、そんな時代になってきたのでしょう。

[PR]
by sketchpers | 2015-09-21 16:12

下書きとインキング

今回は、「下書き」と「インキング」につてお話しいたします(プレゼンテーション用のスケッチパ―スの場合)。
c0159795_00281354.jpg
先ずは「下書き」ですが、これは1点透視法(奥の壁は微妙に変形させた変則2点透視法描き)スケッチパースのものです。
”グリットシート”を下敷きに、空間描き~それぞれのアイテム描きを、任意の寸法に基づいて「下書き」をおこした状態です(私の場合は定規による鉛筆線表現)。
家具・カーテン・サッシなどの開口部や照明そして設備的なもの(SKシンク・水洗金物)と同時に、ポイントになるイス・ノートパソコン・本のレイアウトを決めています。
「奥行き感を出したい」ので、フローリングの貼り方向を手前~奥とすることで、絵全体に奥行き感がでました。

さて「インキング」です。
通常では、お打ち合わせ後の修正も考慮して「下書き」はこのまま残し、「下書き」の上にトレーシングペーパーを載せてインキング(私の場合はフリーハンド)をします。

これは、お打ち合わせ後に「ちょっとした修正はインキングしたトレーシングペーパーの方、修正部分を修正液で消してその部分を描き直す。」ということが1点。
もう1点は、「割と大きな修正では、下書きを修正・部分描き直しをしてインキング仕上げを再度行う。」といった使い方・描き方をします。

その理由は、わざわざ何度も始めから描き直すこともなく、時間短縮ができるからです。
その分、プランやデザインの検討にあてましょう!
c0159795_00434771.jpg
さて、「インキング」段階では単に「下書き」をなぞるだけではなく、よりそのインテリアの具体的なもの(例えば小物・植栽・使い勝手・素材感など)を描き込んでゆきます。

「インキング」のペンは、私の場合は「一般線は0.3~0.4の太さで、素材感やフローリング・タイルのメジは0.1の太さ」で描き分けています。

また重要なことは、「下書き」ではわりと”あたり的”にラフに描いておいたものでも、「インキング」段階でしっかりと形を描き上げる(例えば、水洗金物はカタログを見ながら描く、など)ことです。
イス(ソファも)の表現は特に必要で、インテリアパースでイスがしっかりと形がとれていれば、それだけで”絵全体がパースらしく”見えるものです。

「何を提案したいのか。それを伝えるためにどのようなアングルや絵の大きさとするか。そのイメージをより具体的にするために小物などをどのようなものにするか。仕上がったものが適切に訴求されているか。」を、常に客観的に観ることが肝心です。

試してみてください。





[PR]
by sketchpers | 2015-09-03 01:05