手描きスケッチパース講師の「ススム日記」

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こんなグリット描法も!

「グリット描法」とは、例えばインテリアパースでしたらあらかじめ空間描きをしたものに”任意の寸法(300とか600とか455とか900など)による基準線が引かれている”もので、そういった線が床・壁・天井にそれぞれ引かれている状態が”グリット”として見えるため、この「グリット空間の下書き線」を使ってパースを描いてゆくのが「グリット描法」と言います。

基本的には、「透視図法」によってパースは描かれるので、VP(1点・2点・3点)とHL(EL)が存在します。

ここでご紹介するのは、グリット描法であっても”VPやHL(EL)は存在しない”描き方で、「透視図法ではありません」が立体的に表現できるものです。

その代表的なものが、「アクソメ」と「アイソメ」という描き方です。
一度描いてみますと、誰でもが簡単に描ける描法ですので、透視図法とは違った描き方でもこれを使えると表現の幅が広がります。

「アクソメ」は、”図面をそのまま活かせる”描き方となっており、平面図を任意の角度に振って高さを描き込む描法です。
”パース”とは少々程遠い見え方となりますが、図面的な立体表現となります。

「アイソメ」は、「アクソメ」よりもパース的な見え方ができる描法です。
この描き方を覚えておきますと、わざわざVPやHL(EL)をとらなくてもパースっほく見える描き方です。リフォームなど、その現場でお客様とお話しなどする時には、「透視図法」にまだ慣れていない場合「アイソメ」描きをすると良いでしょう。

では、「アイソメ」の描き方のテキストをご参照くださいませ。
(※このテキストがほしいという方は、直接事務局へメールにて「アイソメ描きテキスト希望」とご連絡   
  ください。
 「PDF」にてメール返送にてお渡しいたします。
  尚、お渡しできるのは「当講座受講者」に限らせていただきます。)
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by sketchpers | 2016-01-26 12:18

CADパースも手作業?!

新年、随分と日が経ってしまいましたが、初めのススム日記ですね。

今年初めの内容は、「CADパースも手作業である。」ということについてお話ししたいと思います。

手描きパースは、当然ながらまさに”手作業”によって仕上げられ完成となる代物ですね。
いわゆる「アナログ」と言われる所以です。
「アナログ」に対する言葉として「デジタル」という言葉がありますが、いわゆるパソコンなどIT技術をつかって仕上げられたものの総称的な表現です。
手描きパースに対しては、「CADパース(CGパース)」が相当します。

便利なもので、CAD図面を入力すると”自然に”外観パースやインテリアパースが出来上がっていて、まさにIT技術たる「時短的な便利さ」が時代性も重なって重宝されています。

ましてや、現在のCADパースの仕上がりグレードたるや、「写真じゃないの?」と思うほどの技術の進歩により、見るものへの”よりリアリティさ”を提供しています。

さて、
CADパースは初めから”自然に”コンピューターによって描けていたのでしょうか?

そんなことはないわけですね、誰でもわかっています。
が、”気付いていない”んですね。ここが、肝心なところです。
当たり前だから気付かない・・・・。

CADパースも、手描きパースの技術(描き方・表現・押さえどころ、など)があったからこそ、それをデータ化してプログラミングできコンピューターの進歩もあって今日のCADパースができているんです。

「便利なものでも、それをさらに向上させた使い方をして”表現”するには、基本・基礎が大切である。」ということをお伝えしたかったわけです。
つまりは「アナログ」的基本・基礎のことです。

この基本・基礎を充分に習得してはじめて、道具(コンピューター)を使いこなして幅広い表現の可能性が出てくる、とあらためてそう思っています。

そういった意味で、「CADパースも、最終的には手作業である。」と言えると思います。

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by sketchpers | 2016-01-18 19:15